住宅ローン控除を受ける場合の注意点②

中古住宅を購入した場合に住宅ローン控除を受ける場合の適用要件として、耐火建築物かどうか、という要件があります。
原則的には住宅ローン控除は築20年以内の住宅を購入した場合に適用できますが、購入した住宅が耐火建築物であれば、築25年以内まで適用することができるようになります。
ここで言う「耐火建築物」とは、その建物の主たる部分の構成材料が石造、れんが造、コンクリートブロック造、鉄骨造(軽量鉄骨造は含みません。)、鉄筋コンクリート造又は鉄骨鉄筋コンクリート造のものが該当します。
この判断にあたっては、登記簿に記載された建物の構造によって判定します。
一般的なマンションであれば、耐火建築物に該当することがほとんどであると思われますが、軽量鉄骨造の建物や、木造の一軒家などは非耐火建築物となり、築20年以内でないと住宅ローン控除の適用外となってしまうので、注意が必要です。
【参考】http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1213.htm
