税込処理と税抜処理はどちらが得か?②


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前回の記事で消費税の税込処理と税抜処理を解説しました。
(前回の記事はこちら)
どちらで処理をしたとしても最終的な利益に変わりはありませんでした。


それでは、どちらで会計処理をした方が得なのでしょうか。


結論から言うと、税抜処理をした方が若干得をすることがあります。


例えば、備品等を購入した際に100,000円以上のものは固定資産に計上しなければなりませんが、この判定は、税込処理の場合は税込金額で、税抜処理の場合は税抜金額で判定します。


つまり、税抜98,000円(税込102,900円)の備品を購入した場合は、税込処理であれば固定資産計上しなければなりませんが、税抜処理であれば消耗品として損金処理することができます。


一括償却資産や少額減価償却資産の判定をする場合も同様の考え方をしますので、税抜処理の方が税務上は有利になります。


また、交際費等の損金不算入額を計算する場合も、税込処理であれば税込金額が交際費等の額になりますが、税抜処理であれば税抜金額が交際費等の額となりますので損金不算入額を少なく計算することができます。


税込処理の利点は処理が簡便な点ですが、会計ソフトで処理を行う場合にはそれほど手間も変わりません。


したがって、ささやかながら上記のような利点がある税抜処理を採用することが多いようです。




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