自動車にかかる税金 まとめ

自動車については、その取得時と保有時に様々な税金が課税されます。
改正も予定されていますので、今回はその全体像をまとめてみます。
■自動車を取得するときにかかる税金
・自動車重量税
自動車の重量に対して支払う税金です。
新車を購入した場合は3年分の税金をまとめて支払います。
一定の要件を満たすことでエコカー減税が適用されます。
・自動車取得税
50万円を超える自動車を取得した場合に、取得者が払う税金です。
取得価額に一定の税率を掛けて税額を計算します。
一定の要件を満たすことでグリーン化税制が適用され減税されます。
消費税との二重課税が問題視されており、消費税の増税とともに廃止されることになっています。
・自動車税
自動車の所有者に課税される税金です。
自動車の用途に応じて、排気量(乗用車)、最大積載量(トラック)、乗車定員(バス)により税額が設定されています。
一定の要件を満たすことでグリーン化税制が適用され減税されます。
・軽自動車税
軽自動車の所有者に課税される税金です。
税額は自家用乗用車7,200円、事業用乗用車5,500円と、自動車に課される自動車税と比べ安価な設定となっています。
自家用乗用車については、10,800円に増税されることになっています。
(TPPの協議の中で求められていた増税です。)
・消費税及び地方消費税
■自動車をもっているとかかる税金
・自動車税
自動車の所有者に課税される税金です。
自動車の用途に応じて、排気量(乗用車)、最大積載量(トラック)、乗車定員(バス)により税額が設定されています。
一定の要件を満たすことでグリーン化税制が適用され減税されます。
毎年4月1日時点の車検証上の所有者に対して課税されます。
・軽自動車税
軽自動車の所有者に課税される税金です。
税額は自家用乗用車7,200円、事業用乗用車5,500円と、自動車に課される自動車税と比べ安価な設定となっています。
自家用乗用車については、10,800円に増税されることになっています。
(TPPの協議の中で求められていた増税です。)
・自動車重量税
自動車の重量に対して支払う税金です。
車検の際にその有効期間に応じて1年分または2年分の税金をまとめて支払います。
一定の要件を満たすことでエコカー減税が適用されます。
・ガソリン税
揮発油税と地方揮発油税からなり、ガソリン代に含まれています。
