ダブルアイリッシュ・ウィズ・ア・ダッチサンドイッチを考える④


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appleやgoogle、amazon等のアメリカ企業が採用する節税スキーム「ダブルアイリッシュ・ウィズ・ア・ダッチサンドイッチ」を解説しています。
このスキームの全体像はこちら


今回は、このスキームのポイントの一つ
③オランダの会社を経由するのはなぜか?
について解説します。
(図の赤枠の部分です。)

diwds4.jpg


前回の記事でも書きましたが、このスキームでは、アイルランド法人②が営業を行って獲得した利益をアイルランド法人①に吸い上げることでどの法人でも課税されないようにします。(前回の記事はこちら


しかし、この際に、アイルランドの税制で不都合な制度があります。
アイルランドでは、ライセンス料の支払を行う場合は、支払時点で源泉徴収しなければならないことになっています。


したがって、ただ単にアイルランド法人②からアイルランド法人①へとライセンス料の支払を行ったのでは、この時点で課税されてしまうことになってしまいます。


そこで登場するのがダッチサンドイッチです。


この、アイルランドの源泉徴収制度も、オランダの法人との取引であれば例外として課税しないこととされています。


そこで、オランダに法人を設立し、この法人を経由してライセンス料の収受を行って利益を吸い上げることで源泉徴収を免れることができるのです。




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