MS法人を設立して節税する

今回は、開業しているお医者さん向けの節税方法を解説します。
個人事業として診療所を開業しているお医者さんは、MS法人(メディカルサービス法人)を設立することで節税をすることができます。
MS法人といっても、要は普通の株式会社や合同会社です。
従って医療法人を設立する場合と比べても制限もなく、お手軽に法人を使った節税をすることができます。
具体的には、株式会社か合同会社を設立し、その会社に窓口業務や医療事務、経理事務などの業務を行わせることで、個人事業から法人に委託料を払い、会社に所得を移します。
あとは、会社でしかできない節税を行うだけです。
会社でしかできない節税方法には、例えば生命保険を利用した節税や、社宅として自宅家賃の一部を会社経費としたり、退職金を使った節税等があります。
また、役員報酬として報酬を受け取れば、給与所得控除を受けることもできます。
法人化することで、設立費用や維持コストなどがかかることになりますが、それを差し引いても、十分メリットがある方法です。
