利益連動給与がOKになるって!

以前の記事で、役員報酬の取り扱いについてご紹介しましたが(以前の記事はこちら)、このうちの、利益連動給与について、2014年度の税制改正で、損金処理できる範囲を拡大する方針が打ち出されています。(2013/6/19日経新聞の記事より)
これまでは上場企業など一部の企業でしかこの規定を利用できませんでしたが、これが中小企業でも利用できるようになるのでしょうか。
そもそも、役員報酬を利益(成果)に連動して決定するのはごくあたりまえの、最も自然なことです。
これを法律が制限するのは少し納得がいかないところがありました。
正しい方向に是正されることを祈ります。
最も、法人税率が下がり、所得税率が上昇している昨今、役員報酬による節税メリットは少なくなっています。
このような背景もあって、税収に与える影響額が少なくなってきたので今回の方針が打ち出されたのかもしれません。
【参考】http://www.nikkei.com/article/DGXNASDF1800T_Y3A610C1PP8000/
